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竜洋町 昆虫自然観察公園 りゅうようちょう こんちゅうしぜんかいはつこうえん
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ゲンジボタルの成長
日本には何種類ものホタルがいますが、成虫が発光するものは少なく、静岡県ではゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルの3種類がいます。一番光の強い種は良く知られたゲンジボタルです。
1.成虫の活動
 

ゲンジボタルは5月下旬から6月上旬にかけて成虫となりますが、成虫の寿命は短く10日間ほどです。成虫は夜8時頃から活動を始め、オスはメスを探して、発光しながらよく飛びます。メスは草の葉などに止まっており、あまり飛びません。
光の交信で、気に入ったオスとメスが出会うと交尾し、交尾を終えたメスは水辺のコケなどに卵を産み付けます。この間何も食べずに夜間行動して一生を終えます。

2. 幼虫のフ化・成長
  コケなどに産み付けられた卵は7月上旬には体長1mmほどの小さな幼虫になります。フ化した幼虫はすぐに水に入り水中生活を始めます。
幼虫のエサはカワニナという淡水巻貝で、自分の体に合った大きさのカワニナを食べて成長します。
3. サナギ・羽化
  成長した幼虫は3月下旬頃になると川岸に集まり、夜になると点滅しながら、上陸のチャンスを待ちます。雨の降るような湿度の高い夜に上陸した幼虫は、湿った土にもぐりこみ、土の部屋を作ってサナギになります。サナギになってから40日ほどで成虫になります。
幼虫とカワニナ
幼虫とカワニナ
ゲンジボタル
ゲンジボタル